お米は生鮮食品と同じように生きています。そのため石橋農園でも玄米を15度前後で低温保存し鮮度と品質を保っています。そのお米を美味しく食べるためには、家庭での保存にも十分配慮する必要があります。精米したお米の保存期間は季節によって変わります。秋口から翌年の3月ごろまでは新米で鮮度もよく、気温も低いので2ヶ月くらいは持ちますが、春になり暖かくなってきた4,5月ごろの保存期間は1ヶ月が目安となります。梅雨、盛夏は半月で食べきれる量を買いましょう!
今の家庭のキッチンの中にはこの条件を満たすスペースが少ないのです。キッチンでは火を使い、しかもお湯などを沸かすのでほかの部屋より室温や湿度が高くなります。
10キロ買った場合には2~3キロキッチンに置き、残りは納戸などに置くとよいでしょう。もし冷蔵庫に余裕があるようなら、密閉して冷蔵して置くとお米の質は低下しません。床下収納のある家庭はそこを利用してもよいでしょう。風通しは悪いですが温度が低くなっています。
直射日光にあてると、お米がヒビ割れたり鮮度低下の原因になります。お買い求め後は、フタのある容器で保存し、お早めにお召し上がり下さい。
お米は臭いがつきやすいので洗剤や灯油などにおいの強いものと一緒にしない様にしましょう。
お米を濡れた手で触ったりしないでください。また米袋には空気を抜く通気孔を設けてあります。水濡れにはご注意ください。
高温になると虫が発生することがあります。保存容器はこまめに掃除しましょう。
専用の室屋で精米作業から袋つめまでをおこないます。
なんと精米室は虫の発生をふせぐ為、1年中18℃以下に温度調整されています。
精米機 | 玄米から精米します。 |
---|
小米選別機 | 精米によって割れた米を除去します。 |
---|
研米機 | 白米表面に付着している糖を綺麗に除去し、光沢ある白米に仕上げます。 |
---|
色彩選別機 | 白米は色彩選別機を通過することで、変色した米、虫による被害をうけた米、雑草の種などの異物を選別します。 |
---|
袋つめ | 農家なのに紙袋じゃないのにはわけがあります。袋の米の品質を確認していただく為に透明な袋を使用しています。袋も、外からは、空気をすわない(酸化防止) 特殊な袋を使用しています。 |
---|
貯蔵方法 | 年間を通して品質と味を維持するため、3月以降に販売する分は低温倉庫(15℃以下) で貯蔵します。 |
---|